当社では、冷暖房機器の性能評価試験装置、燃料電池評価試験装置、熱画像計測装置などの環境支援製品の開発・製造に力を入れて取り組んでいます。その他の工業計器などでは種々の環境規制への適合および省資源・省エネルギ－をはじめ環境対応項目を定めて、JIS Q 14021に準拠したエコラベル製品の認定を行い、環境配慮認定製品を決めています。
標記システムでは、環境配慮製品の開発にあたって社内規定にあたる「環境配慮設計 管理細則」にアセスメント基準を定め、この基準に従って開発製品ごとに審査して環境配慮製品への認定を行っています。
この管理細則は、JIS Q 14021に準拠するとともに当社独自の内容を加え、11項目の環境アセスメント基準を設定しています。この基準から3項目（温度センサおよび電力調整器は2項目）を必須項目とし、それに2項目以上の選択項目を加えた各基準を達成した開発製品を環境配慮 製品に認定しています。
| 環境主張（基準項目） | 設計基準（概要）[2014年10月1日更新] |
|---|---|
| 有害化学物質の含有管理 ※必須項目 |
チノーグリーン調達基準で規定する「禁止物質」及び「管理物質」の製品含有許容値。 これは下記を含む
|
| 情報提供 ※必須項目 |
有害化学物質の含有に関する情報が提供できること。
②製品に汚染防止標識貼付、 ③外梱包にリサイクルマーク貼付。 ②樹脂部材に材料表示があること、 ③分解マニュアル(サービスマニュアル計画)有り。 |
| コンポスト化可能 | 製品または梱包材等にコンポスト化可能な材料の採用基準 |
| 処理容易性 | 廃棄要素までの分解時間の基準 |
| 長寿命化 | 製品／使用部品の耐用年数、寿命低下要因対策、修理・保守・点検容易な構造などの長寿命化に関する基準 |
| 回収エネルギー | 回収における正味のエネルギーの基準 |
| リサイクル材含有率 | リサイクル率の基準 |
| 省エネルギー ※必須項目 |
消費電力（基準値以下または従来機種からの低減率）、低消費電力機能設計、消費電力抑制設計などの省エネルギーに関する基準 ※温度センサ単体および電力調整器を除く |
| 省資源 | 製品・梱包材の質量低減、製品運転時使用水の節水、製造工程での消費エネルギー低減など |
| 再使用可能 および詰め替え可能 |
|
| 廃棄物削減 | 製品・工程・包装での材料廃棄物削減の基準 |
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