ナレッジ記事：SDカード、SDHCカード、SDXCカード、SDUCカードの違いとは？詳細ガイド

SDカード、SDHCカード、SDXCカード、SDUCカードの違いについて、わかりやすく解説します。
まず、SDカードとは「Secure Digital」の略で、データの保存や移動に使われるメモリーカードの一種です。
カメラやスマートフォン、タブレットなど、様々なデバイスで利用されています。
それぞれのカードには異なる特性と利点があります。

SDカードの種類と特徴

カード種類	容量	ファイルシステム	転送速度	互換性
SDカード	最大2GB	FAT16	通常速度	ほとんどのデバイスで使用可能
SDHCカード	4GBから32GB	FAT32	高速（クラス10やUHSスピードクラス対応）	新しいデバイスで広くサポート
SDXCカード	32GBから2TB	exFAT	非常に高速（UHS-I、UHS-II対応）	最新のデバイスでサポート、一部古いデバイスでは非対応
SDUCカード	2TBから128TB	exFAT	極めて高速（UHS-III対応）	将来的なデバイスでサポート予定

容量の違い

SDカード: 最大2GBで、小容量のデータ保存に適しています。
SDHCカード: 4GBから32GBの容量に対応し、写真や標準画質の動画保存に最適です。
SDXCカード: 32GBから2TBの大容量を提供し、高画質動画や大量のデータ保存に適しています。
SDUCカード: 2TBから128TBの超大容量を持ち、将来的にはさらに多くのデータを保存する用途に対応します。

ファイルシステムの違い

SDカード: FAT16を使用し、古いデバイスで広くサポートされています。
SDHCカード: FAT32を使用し、より大きなファイルサイズを扱えます。
SDXCカード: exFATを使用し、大容量データの管理に優れています。
SDUCカード: exFATを使用し、SDXCの拡張としてさらに大容量データに対応します。

互換性の違い

SDカード: ほとんどのデバイスで使用可能です。
SDHCカード: 新しいデバイスで広くサポートされていますが、古いデバイスでは認識されないことがあります。
SDXCカード: 最新のデバイスでサポートされていますが、古いデバイスでは非対応です。
SDUCカード: 将来的なデバイスでサポートされる予定です。

転送速度の違い

SDカード: 通常速度で、基本的なデータ保存に適しています。
SDHCカード: 高速なデータ転送が可能で、写真や標準画質動画の撮影に適しています。
SDXCカード: 非常に高速なデータ転送が可能で、高画質動画や連続撮影に適しています。
SDUCカード: 極めて高速なデータ転送が可能で、未来の高容量・高速データ保存に適しています。

結論

SDカード、SDHCカード、SDXCカード、SDUCカードの違いを理解することで、あなたのデバイスに最適なカードを選ぶことができます。
容量、互換性、転送速度などの要素を考慮し、あなたのニーズに最適なカードを選びましょう。
最新のデバイスを使用している場合は、より大容量で高速なSDXCカードや将来的なSDUCカードを選ぶことをお勧めします。

尚、当社で扱っているAH4000/AL4000はSDカードまでしか対応していないので、ご注意ください。