測定対象物の視定容易、白飛びなしの120万画素の高画質。デジタルビデオスコープ付き放射温度計を発売。

2024.09.26
ニュースリリース
株式会社チノー(東京都板橋区、代表取締役社長:豊田三喜男、東証プライム:6850)は2024年9月27日(金)に放射温度計IR-CZシリーズにデジタルビデオスコープ付きのオプションを発売します。
放射温度計は測定対象物の視定(位置決め)は、直視ファインダやレーザー投光で行いますが、ビデオスコープを備えることで、照準をモニタ画像で確認できるため、視定が容易になります。しかし、アナログビデオスコープでは「白飛び(1500℃付近、または対象物付近の移動物体の影響が原因)」が画像の阻害要因になることが問題点でした。
今回発売のデジタルビデオスコープにより、この問題点が改善され、超高温(2000℃)まで鮮明に表現できます。さらに120万画素まで高画質化して、大変見やすくなっております。

IR-CZシリーズの製品紹介はこちら

IR-CZ構成

特長

  • 1280×960ピクセル、120万画素の高画質
  • 白飛びが発生しない
  • 視定が容易
  • 視定が容易

主な仕様

<IR-CZシリーズ>
測定温度範囲 低中温用 80~1400℃
中温用 200~2000℃
高温用 450~3500℃
2色形  350~3500℃
※機種による
<デジタルカメラ部>
電源 PoE給電
カメラ出力 ギガビットイーサネット出力
1280×960ピクセル、120万画素

用途

結晶炉内監視、結晶育成監視、熱間鍛造工程、溶融金属測定、燃焼炉内温度測定

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