測定対象物の視定容易、白飛びなしの120万画素の高画質。デジタルビデオスコープ付き放射温度計を発売。
株式会社チノー(東京都板橋区、代表取締役社長:豊田三喜男、東証プライム:6850)は2024年9月27日(金)に放射温度計IR-CZシリーズにデジタルビデオスコープ付きのオプションを発売します。
放射温度計は測定対象物の視定(位置決め)は、直視ファインダやレーザー投光で行いますが、ビデオスコープを備えることで、照準をモニタ画像で確認できるため、視定が容易になります。しかし、アナログビデオスコープでは「白飛び(1500℃付近、または対象物付近の移動物体の影響が原因)」が画像の阻害要因になることが問題点でした。
今回発売のデジタルビデオスコープにより、この問題点が改善され、超高温(2000℃)まで鮮明に表現できます。さらに120万画素まで高画質化して、大変見やすくなっております。
IR-CZシリーズの製品紹介はこちら
特長
- 1280×960ピクセル、120万画素の高画質
- 白飛びが発生しない
- 視定が容易
- 視定が容易
主な仕様
<IR-CZシリーズ>
測定温度範囲 |
低中温用 80~1400℃ |
中温用 200~2000℃ |
高温用 450~3500℃ |
2色形 350~3500℃ |
※機種による
<デジタルカメラ部>
電源 |
PoE給電 |
カメラ出力 |
ギガビットイーサネット出力 |
1280×960ピクセル、120万画素 |
用途
結晶炉内監視、結晶育成監視、熱間鍛造工程、溶融金属測定、燃焼炉内温度測定