IR-R80は、独立行政法人産業技術総合研究所が開発した金属-炭素共晶点を用いた超高温定点黒体炉で、従来銅点(1085℃)までしか達成されていなかった放射温度計定点校正の高温化(2474℃まで)を実現しました。
IR-R80は、独立行政法人産業技術総合研究所が開発した金属-炭素共晶点を用いた超高温定点黒体炉で、従来銅点(1085℃)までしか達成されていなかった放射温度計定点校正の高温化(2474℃まで)を実現しました。
装置は炉本体と定点るつぼから構成され、定点るつぼの交換により各種定点の実現が可能です。
形式 | 定点金属 | 定点温度 |
---|---|---|
IR-80CU | 銅 | 1085℃ |
IR-80FE | 鉄-炭素 | 1153℃ |
IR-80CO | コバルト-炭素 | 1324℃ |
IR-80PD | パラジウム-炭素 | 1492℃ |
IR-80PT | 白金-炭素 | 1738℃ |
IR-80RU | ルテニウム-炭素 | 1953℃ |
IR-80RE | レニウム-炭素 | 2474℃ |
使用温度範囲 | 1000~2500℃ |
---|---|
最高使用温度 | 2800℃ |
最長昇温時間 | 2500℃まで約1時間 |
定点るつぼ | 高純度黒鉛、内容積約4.2cm3 |
空洞放射率 | 0.9996以上 |
空洞部形状 | φ3×32mm |
融解点の再現性 | +/-0.2℃以内 |
電源電圧 | 1φ, 200V AC |
消費電力 | 最大12kVA |
その他の仕様はカタログをご覧ください。
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