チノークラウド サービス利用規約
本利用規約(以下「本規約」といいます。)には、株式会社チノー(以下「当社」といいます。)が提供するクラウドサービス及びこれに付随して提供するサービス
(以下総称して「本サービス」といいます。) の提供条件及び当社とユーザーの皆様との間の権利義務関係が定められています。
本サービスの利用に際しては、本規約の全文をお読みいただいたうえで、本規約に同意していただく必要があります。
第1条 適用
-
本規約は、本サービスの利用に関する当社とユーザーとの間の権利義務関係を定めることを目的とし、ユーザーと当社の間の本サービスの利用に関わるー切の関係に適用されます。当社が当社ウェブサイト上で掲載する本サービス利用に関するルールは本規約の一部を構成します。
-
本規約の内容と、前項のルールその他の本規約外における本サービスの説明等とが異なる場合は、本規約の規定が優先して適用されます。
第2条 定義
本規約において使用する以下の用語は各々以下に定める意味を有するものとします。
- 「ユーザー」とは、本サービスを利用する全ての者を意味します。
-
「ID等」とは、ユーザーが本サービスの利用のために当社所定の手続で登録するID、パスワード、会社名、担当者名、電話番号、郵便番号、住所及びメールアドレスを意味します。
-
「知的財産権」とは、著作権、特許権、実用新案権、意匠権、商標権その他の知的財産権(それらの権利を取得し、又はそれらの権利につき登録等を出願する権利を含みます。)を意味します。
-
「当社ウェブサイト」とは、「chino.cloud」をドメインとする当社が運営するウェブサイト(当社のウェブサイトが変更された場合、変更後のウェブサイトを含みます。)を意味します。
-
「利用契約」とは、本規約及び当社とユーザーの間で締結する、本サービスの利用のための合意又は契約を意味します。
-
「本サービス利用料金」とは、本サービスの利用の対価を意味します。
-
「本製品」とは、本サービスの利用のために当社が提供する製品機器を意味します。
-
「対象装置」とは、本製品の取り付け対象となるユーザーが保有又は管理する装置を意味します。
-
「本データ」とは、本製品が取得する対象装置の計測データ、稼働状況、位置情報等のデータを意味します。
第3条 本サービスの内容
本サービスは、本製品が取得した本データを当社所定のサーバに蓄積し、ユーザーに対して提供するものです。なお、本サービスの詳細については当社ウェブサイトに掲載します。
第4条 ハードウェア、その他の設備
-
本製品その他本サービスの提供を受けるために必要なハードウェア、スマー卜フォンその他
の機器、接続機器、通信手段、インターネット環境、ソフ卜ウェア等は、ユーザーが自らの責任と費用において準備し、適切に設置し、使用するものとします。ユーザーが行う準備、設置、使用について当社は一切の責任を負いません。
-
ユーザーは、ユーザーのインターネット環境等によって、本サービスを利用又は閲覧するために通信費等が別途必要となることを認識し、同通信費等の一切を負担するものとします。
-
ユーザーは、ユーザーのインターネット環境等によって、本サービスの一部を閲覧又は利用できない可能性があることを予め了承するものとします。
第5条 本サービス利用料金
-
本サービス利用料金は、別途当社利用料金表の通りとします。なお、当社が確定期限又は不確定期限を設けて本サービスを無償で提供する場合、当該期限が到来するまでの期間、本規約上の本サービス利用料金の発生、変更、消滅に関する規定は適用しないものとします。
-
支払済みの本サービス利用料金は、本サービスの提供開始後は、第9条(利用の制限)及び第10条(本サービスの一時中断)により、本サービスの利用ができない場合があったとしても、別途本規約に規定がない限り当社は返金の義務は負わないものとします。
-
当社の都合により本サービスを終了する場合には、支払済みの本サービス利用料金のうち、終了時において残存する期間に相当する部分については、残存月数に応じて当社からユーザーに返金を行うものとします。ただし、一月に満たない部分については返金を行わないものとします。
第6条 本サービスの利用期間
-
本サービスの利用期間は、ユーザーの契約申込後、当社が定める利用開始日から1年間とします。但し、本サービス利用開始日が月の途中である場合、本サービス利用開始月の利用料金は発生しないものとします。また、本サービス利用期間満了日が月の途中である場合、本サービスの利用期間満了日は本サービス利用期間満了日が属する月の末日とし、その月の利用料金は一か月分の利用料金とします。
-
ユーザーが、本サービス利用期間満了日が属する月の30日前までに契約を延長しない旨の通知を当社に対して書面をもって行わない場合、本サービスの利用期間はさらに1年間延長されるものとし、以後も同様とします。
第7条 本データの利用権限と取り扱い
-
当社が本サービスによりユーザーに提供する本データの利用、開示、譲渡(利用許諾を含む)及び処分を含む本データにかかる一切の利用権限は、ユーザーが専有するものとします。
-
前項にかかわらず、ユーザーは、当社が本サービスの維持、管理、品質の向上、改良及び将来の新サービスの開発のために本データを利用することをあらかじめ承諾するものとします。
第8条 本データのバックアップと保管期間
-
本データのバックアップはユーザーが自らの責任において行うものとします。
-
クラウド上に蓄槙されている本データは、機能ごとに定義された期間を経過した時点で消去されるものとします。本データ消去後はこれを復元することはできません。
第9条 本サービスにおける禁止事項
- ユーザーは、本サ⼀ビス又は本製品の利⽤にあたり、以下の各号のいずれかに該当する行為、又はそのおそれのある行為をしてはなりません。
- 当社のネットワーク又はシステムに不正にアクセスし、又は不正なアクセスを試みる行為
- 有害なコンピュータプログラム等を送信もしくは掲載し、又は第三者が受信可能な状態にする行為
- 当社、他のユーザー又はその他第三者に対する詐欺又は脅迫行為
- 反社会的勢力等への利益供与
- 本サービスのネットワーク又はシステム等に過度な負荷をかける行為
- 本サービスもしくは本製品のリバースエンジニアリング等の解析行為又は本製品を改造する行為
- 当社又は第三者になりすまして本サービスを利用する行為
- 本サービスの運営を妨害する行為又はそのおそれのある行為
- 本サ⼀ビスの終了後に本サ⼀ビス及び本製品を利用する行為
- 本サ⼀ビスに係るID等の管理を怠る行為並びに第三者に対するID等を開示、貸与、共有、漏えい等
- 当社の信用を毀損し又は当社の財産を侵害する行為
- 前各号の他、法令もしくは公序良俗に違反する行為
- その他、当社が不適切と判断する行為
-
当社は、本サービスにおけるユーザーの行為が前項各号のいずれかに該当し、又は該当するおそれがあると判断した場合には、ユーザーに事前に通知することなく、本サービスの利用停止等の措置を採ることかできるものとします。当社は、本項に基づき当社が行った措置によってユーザーに生じた損害についてー切の責任を負いません。
- ユーザーは、本条第1項各号のいずれかに該当する行為により当社に損害を与えたときは、当社が被った全ての損害を賠償するものとします。
第10条 利用の制限
-
当社は、天災地変その他の非常事態が発生し又は発生するおそれがあるときは、災害の予防若しくは救援、交通、通信若しくは電力の供給の確保、又は秩序維持その他公共の利益のために必要となる通信を優先的に取り扱うため、本サービスの利用を制限することができます。
-
当社は、ユーザーが下記のいずれかに該当するときは、当該ユーザーに対する本サービスの利用を停止又は制限することができます。
- 本サービス利用料金の支払債務の履行を遅滞したとき。
-
ユーザーが当社に対して虚偽の事実を通知したとき。なお、本サービスの利用期間中においてユーザーが当社に通知したユーザーの名称、住所その他の連絡先、その他当社がユーザーに対してサービスの提供・停止、利用料金の請求等を行うために必要な情報の変更があった場合、直ちに当社に対して通知を行うものとします。
- ユーザーが前条(本サービスにおける禁止事項)第1項の規定に違反した、又は違反するおそれがあると当社が判断したとき
- 当社は、前々項又は前項に基づき当社が行った措置によってユーザーに生じた損害について一切の責任を負いません。
第11条 本サービスの一時中断
-
当社は、本サービスを提供するための当社が所有又は管理する設備の更新、定期点検及び サーバの移行等を行うため、ユーザーへの通知又は当社ウェブサイトで公表したうえで、本サービスの提供を一時的に中断することができます。
-
前項に基づく本サービスの中断が連続して72時間を超えた場合、その後本サービスを完全に利用することができない状態が24時間継続する度に本サービス利用料金を日割りで返金するものとします。ただし、ユーザーから返金の請求がないまま、当該中断があった日の翌日から起算して90暦日を経過した場合、当社は返金の義務を負わないものとします。
-
ユーザーは、本サービスが依拠する第三者が提供する通信サービス、インターネット関連サービスなどのサービスの提供に支障が発生した場合、本サービスの中断する可能性があることを認識します。この場合、当社は原則として本サービス利用料金の返金には応じないものとしますが、例外的に当社がかかるサービスを提供する第三者から損害賠償金を現実に受領した場合には、その損害賠償金を限度として、中断期間に相当する本サービス利用料金の返金に応じるものとします。
第12条 権利の帰属
本製品、当社ウェブサイト及び本サービスに関する特許権、実用新案権、意匠権、著作権、ノウハウその他一切の知的財産権は、全て当社、当社にライセンスを許諾している者、当社が本製品及び本サービスに関連して業務提携するその他の事業者に帰属しており、本規約に基づく本サービスの使用許諾は、本製品、当社ウェブサイト又は本サービスに関する当社又は当社にライセンスを許諾している者、その他の事業者が保有又は管理する知的財産権のユーザーへの移転又はユーザー以外の第三者への使用許諾を意味するものではありません。
第13条 保証の否認及び免責
-
当社は、本サービス及び本製品がユーザーの特定の目的に適合すること、期待する機能・商品価値・正確性・有用性を有すること、ならびにユーザーによる本サービス及び本製品の利用がユーザーに適用のある法令又は業界団体の内部規則等に適合すること及び不具合が生じないことについて、何ら保証するものではありません。
-
ユーザーは、本製品及び本サービスによって得られる本データについては、対象機械の不具合、通信プロバイダの提供する通信サービスの障害、クラウドサービスを提供するプロバイダの問題等の要因によって、正確性が担保されないことがありうることを理解し同意するものとします。
-
ユーザーは、本製品又は本サービスの利用に伴い第三者に対して損害を与えた場合、自己の責任と費用をもって処理解決するものとします。ユーザーが本製品又は本サービスの利用に伴い第三者から損害を受けた場合又は第三者に対してクレームを通知する場合においても同様とします。
-
当社は、本サービスの提供の中断、停止、終了、利用不能又は変更、ユーザーに対する本サービス利用停止措置、本製品の不具合、接続機器の故障又は動作不良その他本サービスに関してユーザーが被った損害について、賠償する責任を一切負わないものとします。ただし、かかる損害の発生について当社に故意又は重大な過失がある場合はこの限りではありません。
-
前項の損害につき何らかの理由により当社が責任を負う場合であっても、当社は、付随的損害、間接損害、派生的損害、特別損害、将来の損害及び逸失利益については賠償する責任を負わず、かつ、当該損害が発生する原因となった本製品の価格及び本サービス利用料金の1年分を限度額として損害賠償責任を負うものとします。
第14条 損害賠償
ユーザーは、本規約、各ガイドライン若しくは法令の定めに違反したことにより又は故意若しくは重大な過失により、当社又は第三者に損害を及ぼした場合、当該損害を賠償する責任を負い、いかなる場合も当社及び第三者を免責するものとします。
第15条 ID等の管理
- ユーザーは、自己の責任においてID等を管理および保管するものとし、これを貸与、譲渡、名義変更、売買等をしてはならないものとします。
-
前項にかかわらず、当社があらかじめ承諾をした場合は、ユーザーは第三者に対して本規約を遵守させることを条件として当該ユーザーのID等を用いて本サービスを利用させることができるものとします。この場合、ユーザーは当該第三者の行為について一切の責任を当社に対して負うものとします。
- ID等の管理不十分、使用上の過誤、第三者の使用等によって生じた損害の責任はユーザーが負うものとし、当社は一切の責任を負いません。
-
ユーザーは、ID等が盗まれたり、ユーザーの承諾しない第三者に使用されたりしていることが判明した場合には、直ちにその旨を当社に通知するとともに、当社からの指示に従うものとします。
-
当社はID等にユーザーの個人情報が含まれる場合は、本サービスを提供する目的で当該個人情報を利用することがあります。当社は、ユーザーの個人情報については別途当社が定める個人情報保護方針(プライバシーポリシー)に則って適切に管理します。
第16条 本サービスの解約
-
ユーザーは当社に対し、解約を希望する日が属する月(以下「解約希望月」という)の30暦日前までに書面(電子メールを含みます。)により当社に対して通知することにより、本サービスの利用契約を解約することができます。本項による解約の場合、ユーザーは解約希望月までの利用料金を当社に対して支払うものとします。ただし、支払済みの本サービス利用料金については返還されないものとします。
-
当社は、ユーザーが次の各号のいずれかに該当するときは、本サービスの利用契約を直ちに解約することができます。なお、当社は、かかる解約によりユーザーに生じた損害について一切の責任を負いません。
-
第9条(本サービスにおける禁止事項)2項又は第10条(利用の制限)2項の規定により 本サービスの利用を停止又は制限されたユーザーが、相当期間内に利用停止等の原因事実 を解消しないとき又は原因を解消できないことが明らかなとき。
-
前号の場合のほか、ユーザーが本利用規約に違反し、当社が催告したにもかかわらず相当 期間内に違反状態を解消しないとき。
-
本サ⼀ビスが依拠する通信サ⼀ビスのプロバイダ又はクラウドサービスのプロバイダと当社の契約が終了し、本サービスの事業継続が困難となった場合、当社は本サービスの利用契約を解約することができます。この場合、当社は、ユーザーの請求により、支払済みの本サービス利用料金のうち本サービスの提供未了分に相当する部分を返金します。ただし、本サービスの提供未了分のうち一月に満たない部分については返金の対象外とします。
第17条 本サービス・規約の変更
- 当社は、本サービスの運営継続、改善、品質向上、その他合理的な理由をもって本サービスの内容をユーザーに対して事前に告知することなく変更できるものとします。
- 本規約については、法令の定めにより変更することができる場合には、当該法令に定める手続による変更ができるものとします。
-
前項に定める変更後のほか、当社からユーザーに対して本規約の変更内容を通知するか当社のウェブサイト上で本規約の変更内容を公表した後に、ユーザーが本サービスを利用した場合には、ユーザーは、本規約の変更に同意したものとみなします。
-
本条第1項又は第2項の変更に同意しないユーザーは、すみやかに当社に申し出るとともに本サービスの利用を中止してください。この場合、当社はすみやかに当該ユーザーに対する本サービスの提供を中止いたします。この場合、支払済みの本サービス利用料金のうち、本サービス提供未了部分に相当する金額については、ユーザーに対して返金されるものとします。ただし、本サービスの提供未了分のうち一月に満たない部分については返金の対象外とします。
第18条 不可抗力
当社は、天災地変、戦争、社会的動乱、ストライキ、火災、疫病流行、停電、通信インフラの停止、その他当社による支配が不可能又は著しく困難と当社が判断する事由に起因してユーザーに生じる影響について一切の責任を負いません。
第19条 問い合わせ窓口
本サービスに関する問い合わせ窓口は以下のとおりです。
【問い合わせ対応窓口】
チノークラウドサービス問い合わせ窓口 e-mail:cloud@chino.co.jp
第20条 利用契約上の地位の譲渡等
-
ユーザーは、当社の書面による事前の承諾なく、利用契約上の地位又は本規約に基づく権利もしくは義務につき、第三者に対し、譲渡、移転、担保設定、その他の処分をすることはできません。
-
当社は本サービスにかかる事業を他社に譲渡した場合には、当該事業譲渡に伴い利用契約上の地位、本規約に基づく権利及び義務ならびにユーザーの情報等を当該事業譲渡の譲受人に譲渡することができるものとし、ユーザーは、かかる譲渡につき本項において予め同意したものとします。
なお、本項に定める事業譲渡には、狭義の事業譲渡のみならず、会社分割その他事業が移転するあらゆる場合を含むものとします。
第21条 準拠法及び合意管轄
本規約の成立、効力、解釈及び履行については、日本の法令に準拠するものとします。
本規約、本製品又は本サービスに関連して生じることのあるー切の紛争については、東京地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。