食品油脂類や化学プラントでの化成品、石油製品、その他の多くの市場で使われており、主に液体の色の管理として古くから用いられてます。
計測方法としては主に、サンプル液を専用のガラスセルに入れ装置にセットし、専用のカラーフィルターを切替目視で比較を行い、同色に見えるフィルター値を色として表します。人為的にカラーフィルターを切替えて色を計測するオフライン間欠測定になります。
また人による個人差が生じるため、互換性のある標準化が行えず、機械化による標準管理化が重要課題となっていました。
専用のカラーフィルターは、赤系や黄色系、青系、緑系、・・・など
幾つかのカラーフィルターを組み合せて(重ねて)色様々な標準色を表しています
弊社色差計のロビボンド色計測では、使用される色の範囲の全てのフィルターの組合せデータをデータベース化すると共に、独自の演算処理を構築し、不連続性となるフィルター特性と、人間の色を感じる連続特性の一致を実現化する事で、従来、自動計測対応が困難であったロビボンド色の自動計測を可能としました。
IMシリーズは、測定対象が持つ赤外線吸収を利用した水分、有機分、フィルム厚さ、塗工厚さなどの測定ができる多成分計です。近赤外から赤外までの波長域で最大10波長まで使用し、多様な成分量の測定ができます。また、最大4成分まで同時計測ができます。
ダウンロードには会員ログインが必要です。