鋼板上薄膜樹脂塗工量
測定対象の一例:鋼板上の薄膜樹脂塗工量測定
- 測定対象;0~1g/m2(DRY)、5~20g/m2(WET)
- 計測のメリット;自動車用に使用される鋼板などは後工程の溶接や加工処理を行い易くする為に、用途に応じた樹脂を薄く塗布します。この塗布された塗工量を測定することにより、コスト削減、品質向上などが行えます。
- ポイント;塗工直後のWET測定では水溶性か溶剤系によって使用する塗工量計の吸収波長が異なります。また多成分計では水溶性と溶剤性の両方を1台で測定が可能です。又、塗工乾燥後では膜厚さが1μm以下と薄いため、長波長(赤外)を使用し測定感度を向上し、又、光干渉現象に対応したP偏光方式を採用した極薄厚さ計にて計測します。両面塗工の場合は、表用・裏用の2台でそれぞれ計測します。