アナログ記録 | 記録計の入力信号からグラフを書くこと。 |
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アナログ記録計 | 測定データを記録紙(チャート)に線や点線で記録する記録計。 ペン書式タイプと打点式タイプがある。 |
イーサネット | LANの規格の一つ。記録計とPCや他の機器をつないでネットワークをつくり、測定データの遠隔監視や記録計の設定変更などを行うことができる。 |
位相同期補正(POC) | 多ペン式記録計では構造上時間軸(縦方向)がずれるため、これを補正し各チャンネルの時間軸を一致させて記録する。 |
エンジニアリングポート | パソコンと接続し、記録計のパラメータを設定するための通信接続部。 |
下位通信 | 記録計と接続した機器の入力データを取込む。 |
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外部駆動 | 外部からの無電圧接点信号により記録の開始・停止など遠隔操作を行う機能。 |
外部メモリー | 測定データを保存するのに使用する。 CFカードやUSBメモリーなどが外部メモリーとよばれる(⇔内部メモリー)。 |
箇所別自動目盛切替 | 2種類の測定レンジを有した打点式記録計で、測定場所を2つのグループに分け、グループごとに測定レンジを周期的に切替える。 例えば、6点式記録計で1~3点を0~600、4~6点を0~1200℃のように使用する。 |
箇所別レンジ | ハイブリット記録計 KH、KLシリーズの打点式仕様で、各チャンネルごとに入力種類、測定レンジを指定することができる。 |
紙送り速さ(チャートスピード) | 記録紙を進める速さ |
基準測定レンジ(=基準レンジ) | 入力種類を設定したときに、実際に使用する入力レンジ。 レンジ設定でレンジNo.によって自動的に切り替わる。 |
基準点補償(RJ) 基準点補償精度 | 入力端子に熱電対を接続するときに、外部に基準接点補償器を設けずに測定できるようにする機能および精度を言う。熱電対により精度が異なる。 |
基準動作条件 | カタログ等に記載された精度定格を満たすための条件。 |
記録周期 | データを記録する間隔を設定する。 |
グラフィックレコーダ | ペーパレス記録計。測定データを液晶画面に表示し、メモリーに保存する。 |
グループ機能 | 複数のチャンネルを一まとめに扱う機能。グループごとに表示を切替えたり、グループ設定を行うことができる。 |
警報機能 | 測定データの値が、警報設定値を超えた場合に、警報判定(a接点)を行う。 |
警報不感帯 | 測定値が増減を繰り返している状態のとき、警報の発生と解除が頻繁に繰り返すことを防ぐ機能。 |
警報ディレイ | 測定値が警報設定値を越えても直ちに警報が発生せず、警報ディレイ時間を経過すると、警報を発生させる。 |
高速打点 | 打点式記録計の打点間隔を約2.5秒にするオプション。通常仕様の打点間隔は約5秒。 |
時間軸ペンオフセット補正(POC) | (=位相同期補正) |
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自動切換2重目盛 | 2種類のレンジを有した1ペン式記録計で、指針が上限または下限を超えた時にレンジを自動的に切替える。 |
自動レンジ切替記録 | 測定値が測定レンジを超えた場合に、自動的に別のレンジに切替えて記録する機能。 |
集録周期 | (=測定周期) |
受信抵抗 | 入力信号に直流電流 4~20mAを使用する場合に、入力端子の(+)、(-)間に接続する抵抗。受信抵抗が内蔵されている機種もある。 |
上位通信 | 接続した機器やPCとのデータ集録およびパラメータ設定、操作に使用される。 |
スケーリング機能 | センサや機器から入力した伝送信号(4~20mA、1~5V)をそのままの値で表示せず、実際の量(圧力・流量・湿度など)に換算して表示する機能。 |
正常動作条件 | 記録計の動作を保証する条件。 |
精度定格 | 入力信号を取り込み、数値化を行うときの換算精度。 |
接点 | 電流を導通・遮断する機能を持つリレーやスイッチのこと。 接点が持つ動作の違いによりa接点、b接点、c接点と分けられる。 |
測定周期 (打点式) | 打点式の記録計入力信号を切替えながらデータを測定するのに必要な時間。 例えば測定周期:5秒/6点の場合では、6点分測定するのに5秒必要となる。 |
測定周期 (ペン書式) | グラフィックレコーダや、ハイブリット記録計などで、入力信号(アナログ量)を数値化(デジタル量)して取り込むのに必要な時間のこと。 |
測定レンジ | 測定する入力信号の範囲を選択する。 |
打点式 | 記録紙に印字する方式の一つ。インクパッドと打点機構を用いて記録を行う。 |
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打点間隔 | 打点式記録計で、あるチャンネルの測定値を打点後に次のチャネルを打点するまでの時間間隔。 |
通信インターフェイス | パソコンやPLC、その他機器とを結び、データの送受信や記録計パラメータの設定を行う。 |
抵抗負荷 | リレー接点と結線するブザー、ランプなどのこと。 |
特性目盛 | アナログ記録計の目盛板の仕様。目盛が等間隔ではないもの。 |
デジタル記録 | ハイブリット記録計の機能の一つ。測定値や時刻などの数字を記録紙に印字する。 |
等分目盛 | 目盛が等間隔に刻まれているもの(⇔特性目盛)。 |
トリガ | データの記録、保存などを開始・停止するきっかけ。 |
内部メモリー | 機器本体に用意された保存スペース(⇔外部メモリー)。 |
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入力信号 | 熱電対、測温抵抗体、直流電圧、直流電流などのこと。グラフィックレコーダやハイブリット記録計(一部除く)では機器の設定で入力信号を変更することができる。 |
バーンアウト | 熱電対入力および測温抵抗体入力にて、センサが断線したことを判断する機能。 入力断線時に測定値を上限値または下限値まで振り切らせる。 |
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ハイブリット記録計 | 記録計の種類の一つ。測定データをアナログ記録とデジタル記録のどちらとも行うことが可能。 |
パネルカット寸法 | 記録計をパネルに取付ける際の取り付け穴の寸法。 |
ヒストリカルトレンド表示 | すでに記録された測定データをアナログ記録計のようなトレンドとして表示する。 |
表示分解能 | 測定データをデジタル表示するときの最小表示値。 |
標準外目盛 | 標準目盛以外の目盛。 |
標準目盛 | アナログ指示記録計の仕様の一つ。目盛板が標準仕様のもの。 |
部分圧縮・拡大記録 | 特定の範囲を拡大、縮小して記録する機能。 |
ブラインド形レコーダ | 記録計自体にはチャートや液晶画面といった表示部をもたない記録計。 特別なソフトなしに同一ネットワーク上のPCでデータを確認できる。 |
フリー電源 | 記録計の電源仕様。100~240Vまで対応する。 |
フルマルチレンジ | 測定レンジに、熱電対、測温抵抗体、直流電圧、直流電流を設定することができる。 |
平衡時間 | アナログ指示記録計の仕様の一つ。目盛板の左側から右側まで移動するのに必要な時間。 |
併記目盛 | 入力感度の切替えは行わず、目盛板だけを2重目盛とした機器。 単分割目盛:目盛板は単目盛で、目盛数字だけ2重。 2重分割目盛:目盛線、目盛数字とも2重。 |
並列目盛 | 記録エリアを複数に分け、それぞれのエリアに目盛を割り当て記録することができる。 |
ペーパレス記録計 | 記録計の種類の一つ。測定データを紙に印字するのではなく、グラフィック表示と共に、メモリー機能に保存することができる記録計。 |
ペン書式 | 記録計の印字方法の一つ。記録紙にペンで連続的に記録する。 |
メカリレー | 電気を導通、遮断させる機能を持つリレーの中で、機械的な接点をもつもの。 |
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モスリレー | 直流、交流の両方に対応する半導体リレーの一つ。 |
リアルタイム トレンド表示 | 測定データをアナログ記録計のようなトレンドとして表示する。 |
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リニア目盛 | (=等分目盛) |
1digit | digitは入力レンジにおける最小桁数のこと。 例えば入力レンジを0.0~600.0℃と選択した場合、±1digitは±0.1℃となる。 |
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2重目盛 | アナログ記録計、ハイブリット記録計の目盛板仕様の1つ。1つの目盛板に2種類のレンジがある。 |
3重目盛 | アナログ記録計、ハイブリット記録計の目盛板仕様の1つ。1の目盛板に3種の目盛がある。 |
a接点 | 接点の動作方式の一つ。 通常は接点が開き電流を流さないが、警報の発生時などでは接点が閉じ電流を流す。 |
MODBUS | 記録計と外部機器と接続し通信するときに使用する通信プロトコルの仕様。 MODBUSはSchneider Electric の登録商標です。 |
( )内1分割 | 目盛板の1目盛の最小数値です。 例えば(5)であれば1目盛の値が5になる。 |
POC | (=Pen Offset Compensation、位相同期補正) |
RJ | (=Reference Junction 、基準点補償) |
%f.s.(パーセントフルスケール) | 精度定格の大きさを示す。例えば、±0.1%f.s.と表記されたときの精度は、測定範囲(レンジ)全体の±0.1%となる。 |
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