記録計

記録計とは?

記録計はセンサ等の出力を専用のチャート紙やSDカードやCFカード等の外部媒体に記録する機構を持つ置き形タイプの機器です。
当社では記録計を3種類に分類しています。
ハンディタイプの機器はハンディセンサ・ロガーに掲載しております。

記録計の分類と選び方

1.記録する媒体・方法

チャート記録計 チャートレス記録計 ハイブリッド記録計
専用のチャート紙に記録する(アナログ記録のみ)
チャート紙幅:60mm,100mm,180mm
チャート紙ではなく、入力データをデジタルに記録する 専用のチャート紙にアナログ記録とデジタル記録(数値)を記録する。
チャート紙幅:100mm,180mm,250mm

2-A.記録する方式を選ぶ(チャート記録計、ハイブリッド記録計の場合)

打点式 ペン書式
打点式は専用の打点子がチャート紙に記録します。長時間記録をするような場合に向いています。1台で多数の入力を記録するのに向いています。
記録形状:点
ペン書式はインクを充てんしたペンがチャート紙に記録します。時間当たりの変位が大きい液体や気体等の流体での記録に向いています。
記録形状:線

2-B.機能を選ぶ(チャートレス記録計、ハイブリッド記録計の場合)

チャート記録計ではない、チャートレス記録計、ハイブリッド記録計はデジタル記録計として様々な機能があります。
機能により選択するべき機種が選定できます。

イメージ 機能と説明 対象機器
communication1
communication2
通信機能
イーサネットやシリアル通信(RS-485等)を選択できます。
イーサネット/シリアル
KR(KRH), AL, AH, LE
シリアルのみ
KL, KH
※通信機能はオプションです。(機種による)
communication1 カスタムグラフィック機能
記録計に専用画面を作成します。プロセス管理に便利です。
KR(KR-H)
※カスタムグラフィック機能はオプションです。
communication1 PDFチャート機能
記録したデータをpdf出力します。
(アナログトレンドのほか、製品名、ロット番号、リスト印字、定時刻デジタル印字に対応)
100mm幅
KR2D00
KR2-H
100mm,180mm,250mm幅
KR3D00
KR3-H
communication1 計測データプロテクト機能
米国のFDA 21CFR Part11に対応した機能を備えています。

FDA 21 CFR Part11:FDA(米国食品医薬品局)により施行された電子記録と電子署名に関する規制
紙ベースの記録を電子媒体に置き換えるときの要求事項で。1997年に制定
KR2P00
KR3P00

記録計向け消耗品一覧

chart チャート記録計、ハイブリッド記録計で使用するカードリッジペンやインクリボンなど
記録計向け消耗品をご紹介します。


製品一覧

ペーパレスレコーダ:W144xH144mm

ペーパレスレコーダ:W288xH288mm

ペーパレスレコーダ:専用機種

チャート記録計:記録紙幅60mm

チャート記録計:記録紙幅100mm

チャート記録計:記録紙幅180mm

ハイブリッド記録計:記録紙幅100mm

ハイブリッド記録計:記録紙幅180mm

ハイブリッド記録計:記録紙幅250mm

モジュール形記録計

  • 形式 FE1AX、FE1DX、FE1DY、FE1CM、FE1PS
    測定点数/周期 100点/100ms
    入力信号 熱電対、測温抵抗体、直流電圧、計装用統一信号
    精度定格 ±0.05% of rdg
    ※詳細はカタログでご確認ください

    Webブラウザで設定・リアルタイムモニタリングが可能なモジュールタイプの記録計

Webレコーダ

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