熱中症ゼロを目指して!WBGT監視システムで安全な環境を実現

WBGTという言葉を聞いたことがありますか?
WBGTは、温度や湿度に加えて日射等の要素を統合的に考慮した暑さの指標です。
この指標を用いることで、熱中病の危険を予防するための評価が可能になります。

彼方、常に増加する高温多湿な環境では、労働環境やスポーツ活動における安全を確保するために、WBGTの正しい理解と監視が重要です。
現在、このニーズを補うためにシステムの提供が進んでいます。
熱中症予防情報サイト(環境省)

(記事更新日:2024.12.27)

WBGTとは

WBGTとは、「暑さ指数」とも呼ばれる、私たちの体が実際に感じる暑さを正確に表す便利な指標です。
気温だけでなく、湿度や太陽の熱さ、周りからの熱など、暑さに関係するいろいろな要素を組み合わせて計算されます。

例えば、この数値が25度から28度になると「要注意!」というサイン。
さらに28度を超えて31度までいくと「かなり危険!」という警告になります。
この数値が高くなるほど、スポーツや外での活動は控えめにした方が安全なんです。

ちなみに、今年の夏(2024年)は記録的な暑さで、なんと全国で18日間も危険レベルの31度を超える日があったそうです。
これは、民間の調査機関が測定を始めてから、最も暑い記録となりました。
暑さ対策、本当に大切ですよね。

WBGT監視システムにもとめられるもの(特長)

リアルタイム監視
温湿度や黒球温度から暑さ指数を自動算出。
多彩な警報機能
アラーム履歴、グラフィック通知、メール通報でリスクを迅速対応。
屋内外対応
黒球温度で屋外環境も管理。
判断材料として活用
作業停止や安全な環境調整の決定に貢献。

導入事例

藤岡市立小野小学校様

小野小学校での設置例写真

群馬県藤岡市にある藤岡市立小野小学校様に、WBGT監視システムを導入していただきました。
体育館と校庭にWBGT計測ユニットを設置し、「WBGT(暑さ指数)、温度、湿度」を計測しています。
暑さ指数はレベルごとに色替え表示し、イラストとコメントを表示することで、誰にでもわかりやすく危険をお知らせ。
危険なレベル(上位レベルの警報発生時)には各担当者へメール通報する運用を行っていただいております。

体育館や校庭を使用する授業の実行判断の基準となり、熱中症予防としてお役立ちいただいております。

システム仕様例

JIS規格 JIS B 7922 クラス1.5電子式湿球黒球温度(WBGT)指数計 準拠

概要

サンプル画像

工場内の温湿度、黒球温度、WBGT(暑さ指数)のリアルタイム監視を目的とした監視システムです。
警報発生時はメール通報やグラフィック画面、アラーム履歴にてお知らせ。
屋外のWBGT値を算出する場合は黒球温度が必要になります。
屋内の場合は、温湿度の温度を活用してWBGT値を算出することも可能です。

仕様

【監視・集録】
・監視アプリケーションソフトCISAS/V4 100点
  CISAS/V4
・グラフィック1面(WBGT計測箇所の一括監視画面)
・リアルトレンド
・データリスト
・警報一覧、警報履歴
【データ収集】
・無線ロガー送信器 計15点
  MD8000シリーズ
・測温抵抗体(仕様は設置環境により異なる)

熱中症監視ユニット

置くだけで簡単にWBGTを監視できる熱中症監視ユニットも販売しています。
システムだけでなく、様々なご要望の応じたシステムをご提案できますので、ぜひともご相談ください!

(特設ページ)暑さ指数(WBGT)対応! 熱中症監視ユニット(特設ページ)
クラウド遠隔監視対応 置くだけ熱中症監視

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